近畿大学薬学部

本校にとってネパールからの留学第1期生となったサリタさんは現在、近畿大学の薬学部に在籍しています。先日、本校の学校長が薬学部の先生たちとの会合に出席した際、サリタさんの話題になりました。その席上、薬学部の複数の教授が口を揃えて「サリタさんは凄い。本当によく頑張ってくれている。」と感心されたそうです。

レベルの高い薬学部img_nepal_sarita500

その後、高校に戻った学校長は、教頭や各部の部長が集まる幹部会議で、「薬学部の先生たちが『凄い!』と言ったよ。」と、その出来事を本当に嬉しそうに報告してくださいました。その時、たまたま高校・大学連携の部署の責任者が近畿大学に進学して全生徒の成績を持っていて、サリタさんの成績を確認してくれました。彼女は創薬科学科の学生38人中4位。さらに薬学部の全学生204人中でも26番でした。彼がそのことを話すと、会議の出席者は全員驚き、また喜びました。薬学部のレベルの高さをしっているからです。

語学のハンディを乗り越えて

優秀な学生が集まる薬学部で、漢字などの語学のハンディを背負いながら、それにも負けずに上位の成績を収めたサリタさんに多くの教員が感動していました。また、その場にはいなかった教員たちも、そのことを伝え聞いて同様の驚きと喜びを感じました。

輝いて欲しいサリタさん

彼女が本校に入学してくれたこと、また今も驚異的な努力を続けて私たちを喜ばせてくれているのを見て、感謝の気持ちで一杯です。多くの教員とともに、サリタさんがこれからも輝き続けてくれることを楽しみにしています。

近畿大学付属高校 教頭 森田 哲

(この記事は機関紙ジャイモシNo.16より抜粋引用したものです)